- 革財布でシンプルなマネークリップを探している
- マネークリップでカード収納が付いているタイプがいい
- GANZO(ガンゾ)のマネークリップが気になっている

今回は革製品で有名なGANZO(ガンゾ)のマネークリップを購入したので紹介していきます。
「お札だけ持ち歩きたいけど、お札がむき出しになってるのはちょっと…」と考えている人におすすめなのが財布型のマネークリップです。
今回購入したシンブライドルマネークリップは小銭入れがないタイプのため、小銭入れが付いているタイプをお探しの方は目次の「小銭入れ付きモデルもある」の項目へ!
財布型マネークリップの中でもおしゃれで、よりコンパクトな2つ折り財布を探している方はぜひ参考にしてみてください。
▼マネークリップの種類でどれが良いか悩んでいる方はこちらをチェック▼


GANZOシンブライドルマネークリップの魅力と特徴


“薄くて上質”を極めた革財布。
それがGANZOの「シンブライドル」シリーズのマネークリップです。キャッシュレス時代にマッチするミニマルなデザインと、英国伝統のブライドルレザーを使用した圧倒的な存在感が魅力です。
GANZOとは?ブランドの歴史


GANZOは匠の技が息づく日本の最高峰ブランド。1917年創業の老舗皮革メーカー「AJIOKA」が手がけるオリジナルブランドです。
熟練の職人が手作業で仕上げる製品は、“日本最高峰の革製品”と称されるほどの完成度を誇ります。
革の種類
シリーズによって異なる高級皮革が使用されます。
- SHELL CORDOVAN(シェルコードバン):光沢感と耐久性を兼ね備えた幻の革。
- CORDOVAN(コードバン):馬の臀部から採れる希少革。経年変化(エイジング)が美しい。
- THIN BRIDLE(シンブライドル):英国産の堅牢な革で、ビジネスにも◎。
すべて使い込むほどに味わいを増し、唯一無二のエイジングを楽しめます。



今回購入したのはシンブライドル。3種類の中では1番リーズナブルですが、高級感と革ならではの匂いが物欲を満たしてくれます。
「シンブライドル」は、GANZOが手がける極薄ブライドルレザー財布シリーズ。
イギリスの老舗タンナー・セドウィック社のブライドルレザーを使用し、「スーツに合う極上の薄さ」を追求しています。
革ならではのエイジング(経年変化)を楽める
ブライドルレザー革の個体差があり、ロウの浮き方や傷が製品ごとに異なります。新品時はマットな印象ですが、使い込めば使い込むほど艶感が出るのも魅力の一つです。
GANZOシンブライドルマネークリップのデザイン


表革には、セドウィック社のブライドルレザーを使用。もともと馬具用に使われていたほど堅牢で、ロウ分が表面に浮き出た“ブルーム”が特徴です。
- 初めはマットで白っぽい表情
- 使い込むほどにロウがなじみ、美しい光沢と味のあるエイジングへ変化
「育てる楽しみ」があるマネークリップです。
内装には最高級のショルダーヌメ革


内装には国産のミネルバボックス(ナチュラルなヌメ革)や、他の高品質なレザーを使用。ブライドルとのコントラストが美しく、開いた瞬間に“上質さ”が伝わります。
シンプルな設計と機能性
GANZOのマネークリップは、ポケットに入れても膨らみにくい超スリム設計。
- 厚み:約1cm未満(モデルによって異なりますが超薄型)
- マネークリップ金具で紙幣を挟み込む構造
- カードポケット×4〜6枚程度収納可
カードポケットも備えられており、「ミニマルだけど必要十分」な機能性を持っています。現金派の方はもちろん、キャッシュレス時代にもフィットするアイテムです。
カラーバリエーション


ブラック
シックで定番。スーツからカジュアルまで幅広い装いにマッチし、最も汎用性が高い色です。
ヘーゼル
明るめのブラウンで、温かみのある印象。スマートな装いに差し色のアクセントを加えたい人におすすめです 。
ダークブラウン
遠目にはブラックと見間違えるほど深みがありつつ、近くで見るとほんのり茶系のニュアンスが感じられる“こっそりおしゃれな”カラー。
ネイビー
上品さと程よい大人のカジュアル感を併せ持つ絶妙な中間色。ブラックやブラウンとは違った“脱・無難”感が楽しめます 。
使用感と実際のレビュー


実際に使い始めてからの感想をお伝えしていきます。



まず手に取ったときは思ったより色味がしっかりしていて、old感やビンテージ感が最初から欲しい人には向かないかな。と思いました。(使用していくうちにビンテージ感や風味を出したい人には◎)
クリップ部分の使いやすさ


クリップが硬めなのでしっかりお札をホールドしてくれます。



挟むとき「パチンッ」ていうくらい。かと言って取り出しにくさもないので、ちょうどよい塩梅!個人的には使いやすいです。
また色味がゴールドで上品な感じも推しポイントです◎
お札やカードの収納力


お札は大体10枚くらいは余裕で挟めます。



2~3万所持していて、1,000円程度の買い物をした後も余裕でお札を収納できるので、現金派の人でも問題なく使える収納力です。
カードは最低5枚入れられます。5枚以上入れたい場合は1つのポケットに2枚のカードを挿入可能です。ただ入れすぎるとポケットが緩くなってしまうので、カード類を多く持ちたい場合はカード入れ別持ちがベストかもしれません。


お札10枚、カード5枚入れた状態の写真です。



まだ財布自体が硬いので浮いてますが、それでも薄さがすごい!馴染めば浮かなくなるので、良い感じのコンパクトさ薄さが感じられます◎
小銭は別途小銭入れが必要


マネークリップ自体に小銭入れが装備されていないため、別途小銭入れが必要です。マネークリップのみで使用したい場合は小銭をポケットに入れる感じになります。



別で小銭入れのおすすめの記事があるので探している方はチェックしてみてください▼


小銭入れ付きモデルもある


小銭入れを別持ちしたくない方や、1つの財布で完結したいかたは小銭入れ付きのマネークリップがおすすめです。
GANZOで小銭入れが付いているマネークリップは「AVON (エイボン) 小銭入れ付きマネークリップ」のみ(2025.10月現在)。



贅沢に外装内装にダイドスルー(芯通し)ブライドルレザーを使用しており、見た目の上品さはピカイチです。
ブライドルレザー1840年創業の英国老舗タンナー「Thomas ware & sons ltd.」が作っています。生地には英国生まれの生後2年以上の牝牛の原皮を使用。鞣は地面に掘ったピット槽でミモザ、チェスナット、ケブラッチョ等から抽出したベジタブルタンニンでゆっくりと鞣され、芯まで染料で丸染めしています。
カラーはブラック、ダークブラウン、そしてブリティッシュグリーンの3色展開です。
1年使った経年変化


購入後すぐの写真です。まだブルームが付いている状態で光沢はそこまであまりありません。


使用して1年くらいです。光沢がでてきて、手馴染みも良い感じ。カードを5枚いれて使用しているため、表面にすこしカードあとがでてきています。



私はカード跡も含め味だと思っているタイプなので、この感じが好きですが、跡がつくのがイヤな方はカードはあまり入れない方がいいかもしれません。


使用中の傷もついてしまいました。オイルで手入れしていますが、この傷跡は消えなさそうです…。


内側部分もカード入れている部分が濃く色づいています。



まだまだらですね。まだまだ経年経過を楽しめそうなのでこれからも楽しみです。
ミニマリストや革好きな人へおすすめのマネークリップ


GANZOのマネークリップは、素材・デザイン・機能性のすべてにおいて「究極のシンプルさと美しさ」を追求した逸品です。
価格以上の価値があり、長年愛用できるパートナーになること間違いなし。
自分用にはもちろん、大切な人へのギフトにも最適です。ぜひ一度、手に取ってその質感を体感してみてください。